テニプリ(大菊)・おお振り(アベミハ・ハナタジ)・エアギア(鰐島親子&スピ)・K(尊多中心)・A/Z(耶鞠)・とうらぶ(兼堀・三日骨・一鯰とか)のだらだらブログ。
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ハナタジの日ということでSS書いた!
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「Dog days」(hntj)
真夏の照り返しがまだ激しい。
ガゴンッ
と、大きな音が響いてグラウンドに阿部の怒声が飛んだ。
「花井!ぶっ壊すなよ!!」
「わりぃ」
どうやら花井が何かをしたらしい。三橋がそちらに顔をむけて驚いた顔をしている。
とは言っても三橋の驚く顔は四六時中の事なので特に珍しいことじゃない。
その反対側で球を受けていた俺は音のした方、つまりは三橋の視線が向いている方へと顔を向けた。
阿部に何かあったわけではないようだ。
「どうかしたのか?」
「は 花井君の打った球 が ピッチングマシン に 当たった んだ よ」
見ると数人の部員がピッチングマシンの前に集まって何かしているのが見える。
「俺たちも行く?」
「うん」
その日はもももかんが珍しく遅れてくるとかで来るまでの間、言われたメニューをそれぞれこなしていた。
阿部はまだ全快じゃないためキャッチャーは俺で二人は投球練習を、他のメンバーはピッチングマシンでカーブを打つ練習をしていたところだ。
「なんだ~?花井がバットでピッチングマシンでも殴ったか?」
半分冗談めかして声をかけると栄口が振り返る。
「いや、花井の打った球がフェンスにめり込んじゃってさ」
ピッチングマシンの前にあるボール避けのフェンスを指差す。先日どこからか古くなったからと言ってもらってきた物だ。
「あーこれは駄目だな」
しがぽからもダメだしもでる。花井が大柄の体をしゅんとさせてすみませんと頭を下げた。俺は壊れたフェンスに食い込むように留まった球に視線を向けた。どんな風に打ち返せばここまで突き刺さるんだろう。球の速さは均一でただの返球だけではそうはならないことはすぐに想像つく。
「な、なんだ」
視線に気がついて花井が俺に声かけた。
「別に。フェンスだけじゃなく球も1こ駄目になっちまったなぁって」
俺たち野球部は今年はじめたばかりの1年生だけのチームだから流石に予算も少なくてボール1球でさえも無駄に使うわけにはいかない。本当はそういう意味でいった訳じゃないが
「だよなぁ」
と花井から返事が返ってくる。瞬時にいろんな気持ちが頭の中に湧いてきて大声で叫びたくなった。
「だからって次から手加減とかしたら練習になんねぇからな!」
「し、しねぇよ」
叫びたい声をのみこんでくるりと向きを変える。
「三橋ー、練習戻るぞ」
「あ、うん」
はらはらと隣で見ていた三橋がその声に返事を返すと慌ててグラウンド横の投球練習の場所へと走っていった。それを見送って顔だけ花井に戻す。
「ぜってーまけねーからな」
「はぁ?」
意味を汲み取れずに花井の間の抜けた返事が返ってくる。「何を」と聞かれる前に俺もダッシュで三橋の方へとかけていった。
end
ライバルとして見た場合、花井→田島→花井は両方向矢印じゃなくてお互い一方通行っぽい感じなのが好きかなと思ったり。
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